J2 過去10年 前半戦終了時の自動昇格圏チームはその後昇格を果たしたのか

サッカー

2025シーズンも残り3節で前半戦終了。

少し気が早いですが、過去10シーズン遡り

前半戦終了時点のJ2の1位と2位、即ち自動昇格圏のチームを調べてみました。

そしてその後昇格できたのか!?

というかジェフはどうなんだ!?

という目線でまとめてみました。

表にまとめました

10シーズン分を表にまとめました。

これを紐解いていきます。

2015シーズン

前半戦終了時の順位(チームの右は最終順位)

1位 大宮アルディージャ →1位

2位 ジュビロ磐田 →2位

平均勝点(前半戦終了時→最終節)

大宮 2.190→2.048

磐田 1.905→1.952

前半戦終了時は1位大宮、2位磐田となっています。

この2チームは最終的にもこの順位で終えて見事昇格を果たしています。

大宮は前半戦ほど勝点を稼げず。

対して磐田は勝ち点を伸ばしてきました。

2016シーズン

前半戦終了時の順位(チームの右は最終順位)

1位 コンサドーレ札幌 →1位

2位 セレッソ大阪 →4位

平均勝点(前半戦終了時→最終節)

札幌 2.190→2.024

C大阪 2.048→1.856

前半戦は札幌1位、セレッソ2位と言った結果。

札幌は最終順位も変わらず優勝しました。

一方セレッソは最終的に4位フィニッシュ。

後半戦勝点を落とした結果になっています。

札幌も勝点については後半戦、前半戦ほど稼げていない結果となっています。

2017シーズン

前半戦終了時の順位(チームの右は最終順位)

1位 アビスパ福岡 →4位

2位 湘南ベルマーレ →1位

平均勝点(前半戦終了時→最終節)

福岡 2.048→1.762

湘南 2.048→1.976

この年は最終的に湘南が優勝。

しかし平均勝点は2点を下回る1.976となっている。

福岡は前半戦首位でしたが、後半戦失速。

1.762とポイントを落とし、最終は4位となりました。

2018シーズン

前半戦終了時の順位(チームの右は最終順位)

1位 大分トリニータ →2位

2位 レノファ山口 →8位

平均勝点(前半戦終了時→最終節)

大分 1.905→1.810

山口 1.857→1.452

大分は前半戦1位。後半戦順位を落とし最終的には2位で昇格しています。

山口は前半戦大健闘の2位でしたが、後半戦は大失速。

後半戦の平均勝点は1.047。

なんと8位まで順位を落としました。

この年の優勝は松本山雅。

前半戦は37ポイントで4位。

平均勝点は1.761でした。

最終は勝点77ポイントで後半戦の平均勝点は1.905という結果でした。

2019シーズン

前半戦終了時の順位(チームの右は最終順位)

1位 モンテディオ山形 →6位

2位 京都サンガ →8位

平均勝点(前半戦終了時→最終節)

山形 1.905→1.667

京都 1.762→1.619

この年は前半戦首位だった山形、2位の京都共に自動昇格を逃しています。

最終的に山形はPOで敗れ昇格を逃しています。

京都も最終8位という結果に。

ちなみに、優勝は柏レイソル。

前半戦終了時点は3位。

平均勝点は京都と同じ1.762でした。

後半戦は脅威の平均勝点2.238でした。

2020シーズン

前半戦終了時の順位(チームの右は最終順位)

1位 ギラヴァンツ北九州 →5位

2位 徳島ヴォルティス →1位

平均勝点(前半戦終了時→最終節)

北九州 2.095→1.548

徳島 2.048→2.000

前半戦の首位は北九州。

平均2ポイント以上稼いでいましたが、

最終は大幅に順位を落として5位となっています。

勝点の落とし幅でいうと、10年で最大です。

後半戦の平均勝点は1.00。

まさに大失速と言えます。

徳島は前半戦2位からの優勝。

それでも平均勝点は落ちていますね。

2021シーズン

前半戦終了時の順位(チームの右は最終順位)

1位 ジュビロ磐田 →1位

2位 京都サンガ →2位

平均勝点(前半戦終了時→最終節)

磐田 2.238→2.167

京都 2.095→2.000

ジュビロが圧倒的な結果を残したシーズン。

平均勝点2.167でのフィニッシュは過去10シーズンで最高。

それでも後半戦は前半戦ほどの勝点を稼いでいません。

京都も平均2ポイントとるも圧倒的1位のジュビロを前に2位フィニッシュ。

フクアリでドロー昇格をしましたね。

2022シーズン

前半戦終了時の順位(チームの右は最終順位)

1位 アルビレックス新潟 →1位

2位 ベガルタ仙台 → 7位

平均勝点(前半戦終了時→最終節)

新潟 2.000→2.000

仙台 1.905→1.500

前年度スタートダッシュで琉球と序盤快走していた新潟。

大失速で昇格を逃しましたが、翌年見事にリベンジ。

前半戦と後半戦は共に平均勝点2ポイントと安定した戦いを披露。

仙台は最終的に平均勝点1.5ポイントと落としPO圏外の7位まで転落。

後半戦は平均勝点1.095という結果に。

2023シーズン

前半戦終了時の順位(チームの右は最終順位)

1位 FC町田ゼルビア →1位

2位 大分トリニータ →9位

平均勝点(前半戦終了時→最終節)

町田 2.190→2.071

大分 1.905→1.476

町田が圧倒したシーズンでした。

前半戦の首位を守り抜きそのまま優勝。

大分は前半戦2位でしたが、後半戦は平均勝点1.047大幅減。

順位も過去10シーズンの前半戦上位2チームの中で最低の結果となる9位となってしまいました。

2024シーズン

前半戦終了時の順位(チームの右は最終順位)

1位 清水エスパルス →1位

2位 V・ファーレン長崎 →3位

平均勝点(前半戦終了時→最終節)

清水 2.263→2.158

長崎 2.053→1.974

清水、長崎、横浜FCの三つ巴で自動昇格を争ったシーズン。

清水の平均勝点は2.158と圧倒的な数字です。

長崎は終盤連勝で伸ばしましたがあと一歩至らず。平均勝点も2ポイントを割っています。

2025シーズンは?

このままいけば、

1位 ジェフユナイテッド市原・千葉

2位 RB大宮アルディージャ

となります。

現在の平均勝点は

千葉 2.250

大宮 2.063

前半戦残り3試合ありますが、2チームとも悪くない数字です。

むしろジェフはいい数字で、大宮も2ポイントを上回っています。

結果

過去10シーズンの前半戦終了時点の上位2チームの平均勝点と最終順位を調べました。

前半戦と同順位で昇格したチームは以下です。

1位

・10チーム中6チーム

2位

・10チーム中2チーム

前半戦1位のチームが自動昇格した確率

・10チーム中7チーム(70%)

前半戦2位のチームが自動昇格した確率

・10チーム中4チーム(40%)

前半戦終了時点の上位2チームが自動昇格を果たした確率

・20チーム中11チーム(55%)

前半戦、首位ターンができれば70%の確率で昇格です。

そして4年連続で優勝しています。

これが2位の場合、自動昇格の確率は40%となります。

続いて平均勝点を見てみます。

昇格したチームのボーダーを見てみると

1位 2.190ポイント以上 が100%昇格しています。

※2021新潟は2.000ポイントで昇格

2位も含めてみてみると、2ポイント以下は昇格を逃しているケースがほとんどです。

平均勝点2ポイントを下回って昇格したのは、2015の磐田と2018の大分のみです。

続いて注目すべきは失点数です。

得点は各チーム1.5〜1.8程度の数字です。

一方失点数は、昇格したチームは2015磐田、2018大分を除き、全て1失点以下です。

守備の固さというのも昇格に大きく影響しそうです。

まとめ

あくまで前半戦1位、2位の行く末をかんがえましたのでもちろん後半戦圏外から追い上げて昇格したチームもあります。

今年のジェフはどうか、という目線での話なので、そこに絞って考えてみました。(まだ前半戦終わってないですが)

ジェフが昇格するには以下がポイントになります。

  • 後半戦は前半戦ほど勝点を拾えない
  • 前半戦、平均勝点は2.190ポイントあれば昇格率100%
  • ジェフは残り3試合を勝点6以上取れれば文句なし(平均勝点2.21)
  • 最低限勝点5は欲しい(平均勝点2.16)

最低ノルマは1勝2分けの勝点5

目指すは2勝1敗の勝点6

もちろん、勝点7、9がベストです。

重ね重ねにはなりますが、長崎戦は必勝です。

いよいよ前半戦もラストスリー。

WIN BY ALL で勝ちを呼び込みましょう!

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